ツバメ

しばらくの間、あまりにもショックで、塞ぎ込んでおりました。ノムです。

先月の9日で49歳に^^・・・お陰さまでなりました。

どうでも良い話ですが、タバコ 変えました。 25年振りに。
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今度は体に良いタバコです^^。オーガニックなんだぜ!!

で、んな事はどうでもよく・・・
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この春、なんと我が家にツバメがやってきまして。

俺は本当に嬉しくて嬉しくて・・・、実は、数年前から飛来する度に、巣を作りたそうにしていたのですが、どうも条件が合わなかったらしく、・・・ノム家 落選、しておりました。

だってね、ツバメって飛んでるのは見たりするんだけど、俺の地区で巣を作ったなんて、友達や周りからも聞いた事なくて、他の地区の人から巣の話を聞くと本当に羨ましかったん^^ だって四日市はかつて大気汚染で名を馳せた町。ツバメの巣はあこがれやったよ。

でもでも、やってきた。昔より随分ときれいになったって事やな。それから我が家の元気な二人の娘の事もきっと気に入ってくれたって事やな。
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凄いのは、作り始めて僅か三日か四日、あっという間にこんな感じ。
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もう、立派な主やな。
できあがったその日から、ご夫婦で過ごしておりました。二羽いるんやけど、ちょっと解りづらいか?ホント微笑ましいのさ^^。夜はずっとよりそってるん。
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あんた達は、台湾からか、それともフィリピンからか、どっちにしても随分と遠い所から来てくれたんやなぁ。

感応式ライトの上、よくもまぁこんな難工事を完成させたもんや。

オイラはこの日からスイッチを切り、ライトはただのツバメの巣専用の土台になった。

子供達も、俺も奥さんも、毎日朝晩ツバメにご挨拶、『卵生まれたか?いつ生まれるの』

ところが、ご夫婦が来て2週間が過ぎようとしていた頃、早朝から娘の叫び声・・・
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俺達4人言葉も出ず、立ち尽くした・・・。何度見直しても、下に落ちたのはやっぱりここにあったはずの巣。
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卵のカラが三つ・・・。だけど中身らしきものは何もなく・・・。多分カラスにやられたらしい。親鳥の羽が散乱しているのを見ると、相当戦ったんやな~。

みんなで泣きました。そしてその日の夕方
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親鳥が巣に帰ってきて・・・ また泣きました。

救いようのない残念な話なんやけど、野生で必死に生きてる姿は、本当に凄かったよ。
それを見せてくれた事に、我が家を選んでくれた事に、感謝したい。

色々調べてみたら、雛にかえる確率は五割くらいで、多くはカラス、ヘビなどにやられちゃうらしく、『ツバメ防護ネットの張り方』なんてサイトもあったよ。我が家と同じ悲しい思いの先輩?いっぱいいました。

来年は、必ず守る。

by nora.ivy.mie3 | 2014-06-15 23:09  

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