北の大地へ^^

ずっと気になっていた場所へ行って来ました。

僕的にはかなりの弾丸トラベルっす。

今春、倉本聰さんが長年やってこられた富良野塾が閉塾となり、その時に紹介された倉本さんの新聞の記事を呼んで痛く感動したオイラは稽古の時、みんなに記事を読んで聞かせたりなんかしていたほどで…、読売新聞のコラムなんだけど、URLを貼り付けようと思ったら、もう削除されてました。…もの凄く簡単に書くと、『便利な現代社会に生きていると忘れてしまう、人間が生きていく為に最も必要な事を先ずは学べ、認識しろ、役者である前に』みたいな感じの事でして。

でももう富良野塾はないのです。

ところが、富良野にはこれまた素晴らしい方がいらっしゃって、…街と文化と劇場を結びつけて未来の子供達を育成しようというNPOを立ち上げた方がいて、富良野の山の中に劇場を作っちゃったんです。(多分、正確に説明できて無いと思います)とにかく、超僻地の富良野から更にバスに乗って行った山の中に、キャパたった300の劇場があって、ほぼいつも満席で、日本中から有名なアーチストが目白押しに何かやってるって訳なんですよ。信じがたいでしょ。
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朝、9時頃四日市を出て、北海道の富良野に付いたのはもう夕方の6時でした。
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ここに行きたかったのです^^。

実は四日市の役所の方が以前ここに行かれ、この場所とこの仕組みに深く感動されたそうで…その方の照会もあり、とても親切な待遇をして頂きました^^。

篠田信子さんと言う方が、前述したこの劇場と街を結んだ方です。僕はてっきり富良野塾が中心となって作った劇場だと思っていましたので…。
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ご覧のように(元)富良野塾公演が終われば志の輔さん、次はイッセー尾形さん…、まるで都心の劇場のようです。

んで、オイラがどうしてもこの富良野で見たかった
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『帰国』は、かなり良かったです。8月に鈴鹿に来るのは知っていたけれど、僕にはここで見る事に意味があったので、行ってきたって訳です。

お陰さまで? 席も良い席を取って頂き、公演後にゃ倉本さんにも紹介して頂きました?…ちょ、ちょっと困ったけど^^。

ほんで、このお芝居のエンディングを歌っていたのが長渕剛さんなんやけどね…開演直前、前列の方々が一斉にオイラの方を見るので…『やめろよ、俺そんなに有名人じゃないよ』とか思いながら…、それでもあんまりにも皆が振り返るので、試しにオイラも振り返ってみたら、2列真後ろに本物の長渕さんがおりました^^。

この『帰国』という舞台、ビートたけしさんや長淵さんらが出演してお盆にテレビ映画でやるみたいです。お楽しみに^^。

まっ、1泊1.5日?、ちょっと、もったいない気もしますが
とても有意義な北海道でした、また書きますっ。

by nora.ivy.mie3 | 2010-07-22 02:33  

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